サービス利用の複雑化、、、(AAAフォローアップMLの記事より)

こんばんは。
異常な暑さが続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。
埼玉県加須市の直営包括で社会福祉士をしております遠藤と申します。


今年で包括7年目となりますが、私が包括に配属された時の社会福祉士の主たる業務は、総合相談支援業務と権利擁護業務の2つでした。


が、年を追うごとに業務内容が多岐に渡り、最近では総合事業、地域ケア会議、医療介護連携なども。
皆さまの区市町村においても、業務が増えていることとお察しします。


新しいことばかりに気を取られ、忙しさに翻弄され、大切なことを忘れていないか。
包括はなぜ設置されたのか。権利擁護支援とは何か。虐待対応の目的は。
その目的を、職場内で共有することができているか。
自分自身に問いかけながら、このメールを打っております。


話は変わりますが、今年4月から総合事業が実施された区市町村があるかと思います。
多様なサービスの裏側で、高齢者やその家族にとってサービスの利用は複雑にはなっていませんか。


また、来月8月からは介護保険に係る費用負担が大幅に変わります。
・所得に応じて1割負担から2割負担となる高齢者が出る。
・負担限度額申請に所得制限などの申請条件が厳しくなる。
・夫婦は住所が別でも同一世帯としてみなす。(施設入所している人で負担限度額の対象にならない人が出てくる?!)


手続きの煩雑さ、費用負担増って虐待リスクですよね。
発生要因にも関わることですし、サービスにもつなげる際にも関わってきます。
このことを要因とする虐待が起こってしまった際は、状況や対応方法について、是非シェアして頂ければと思います。


長文、乱文失礼しました。
酷暑の折、どうぞご自愛ください。


(遠藤正芳)