うれしいことに、研修翌日、主催者の方からメールをいただき、「早速“やわらか表情”(今回は例で温泉を思い浮かべる表情)、“お願いabc”、“ワンダウンポジション”を実践してきました!」とご報告をいただきました。
研修受講者の方々はお気づきだと思いますが、AAAの研修内容は、すぐに使えることが沢山あります。一つでも二つでも「これは使えるかも!」と思っていただければ使っていただき、その効果を(効果の有り無し)是非教えて下さい。
高齢者虐待や支援困難事例と呼ばれるものはケース自体になかなか解決の糸口が見出せなかったり、不全感を伴ったりしますが、そういうときこそ専門職としてのスキルが必要だと思います。
表情ひとつとってもそれは大事なスキルですし、支援者側が慌てず、疲弊せず、そして根拠をもった支援ができるよう、少しでもサポートできるアプローチにしたいと思っています。
そして、実はケース介入の困難さよりも他機関や他職種との関係性で悩んで「問題」になってしまったり、しんどさを感じたりすることもよくあるかと思います。
協働研修は、本当に初歩的な簡単な話しかしていないのですが、自分の実践を振り返り、お互いに意識化するだけでうまくいくこともあると思います。
私たちが各地で行わせていただいている研修では市(区)や包括、ケアマネさんが同じ場所で同じ内容の研修を受けてくださっています。そのこと自体が、協働システム構築、運営の一歩につながると信じています。
研修後の業務や何らかの打ち合わせの中で「AAAの研修でこんなこと言っていたよね」「そうそう」と双方が同じ土俵に立てること、そんな小さなことの積み重ねが大切だと思います。
もしかしたら「そんなこと言ってたっけ?」になるかもしれませんが・・・
それもありです(笑)
まだまだ寒い日が続きます。どうぞ皆様お身体ご自愛ください。
(松本葉子)