社会福祉士の国家試験に、ソリューションフォーカスト・アプローチの問題がでましたね。基礎的な知識を問うものでした。
これを契機に今まで援助技術論の授業で、ソーリューションフォーカスト・アプローチを扱わなかった先生たちも教えていくことが増えるのではないか、と期待しています。
これまでの私の経験からすると、学生さんや働き始めた若い実践家のみなさんのほうが、このアプローチへの関心が強いような気がします。どうでしょうか?
問題志向アプローチがまだ身に沁みこんでいないため、あるいは、より柔軟な姿勢をもっているため、かもしれないと思います。
しかしそれだけでなく、自分だけでなく相手についても、問題点や困難を「見る」ことを避けたい、という心理があり、そのため、よい点を「見る」視点に魅力を感じるのではないか、と思ったりもします。
実際のところはわかりません。しかしいずれにせよ、ソーシャルワークを実践していくうえでは、解決志向アプローチだけでなく問題志向アプローチも不可欠ですね。
問題志向の諸アプローチをしっかり理解したうえで、解決志向アプローチ、ソリューションフォーカスト・アプローチを学んでいくべきか、それとも、その逆がいいのか。
みなさん、実践を踏まえてのご意見をお寄せいただければ幸いです!!
5/11 秋葉原ダイビルで、第二回フォローアップ研修を行います!
どうぞ、ご参加ください。詳細は、研修案内の欄をご覧ください。