参加者からのお一人から、次のようなご感想をいただきました。
「二日間受講して AAAのアプローチがどのようなものかは知ることができました。でも現場で活用していくためには エクササイズ(練習)を十分に積みつつ支援チームで使っていかないと効果はないのかなと感じました。
ですから 事例の所でのエクササイズにもう少し時間をとっていただくと活用の自信が少しは持てるようになったかなとも思います。
カンファレンスでの活用も重要だとは思いますが、その前提の理解が中途半端課だと少し混乱してしまいます。」
私たちスタッフの振り返りのなかでも、盛りだくさん過ぎたね、という話が出ました。1日目に基礎研修でAAAの考え方と基礎スキルを学ぶ、そのうえで、2日目の午前中に応用事例でロールプレイをし、午後に事例を用いたケースカンファレンスを実施。
参加者の皆さまのなかには、次々と食事がでてきて、ずっと満腹状態、頭がすっきりしないまま終了したという感じをお持ちになった方もいらしたかもしれませんね。
2日間の研修は、AAAの基本的考え方と基本的スキルをみっちりエクササイズを使って行い、AAA方式のケースカンファレンスの研修は別に実施したほうがよいかもしれません。
この点は今後、スタッフの間で検討していきます。
問題指向の質問の仕方が身についていると、解決志向の質問の仕方を少し学んだからといって、すぐにそれが実践できるというわけにはいかないですね。
人のストレングスを見つけられるような質問をして、ああそれはいいですね、それはすごいことかもね、とコンプリメントしていく。この基本的スキルは、日常生活のなかで、家族や隣人、友人の間でもできますよね。意識的にやってみませんか?
もっとも、そう言っている私自身、意識しないとなかなかできず、家族には、つい、問題指向的発言が飛び出してしまい、、、、