雰囲気のよい会議って?

(これまたMLからの転載許可を頂いた投稿です)
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皆様、おはようございます。
今日はさわやかな秋晴れで、実習巡回へ行く身としては助かります。毎年、巡回ではさまざまな面白エピソード満載な私ですが、今夏は巡回先へ行く道すがら、あひるがずっとついてきて、実習先施設まであひると同伴しそうになり、必死に逃げて施設へは汗だくで到着・・・そんな夏を過ごしております。

この夏も社会福祉士の実習巡回で沢山の現場へお伺いしました。
この24日間の実習で学生は沢山の経験から学びを得て、成長して帰ってきてくれます。

巡回先で学生が「先生、会議っていろいろなんですね」と言いました。
よくよく話を聞くと、会議の種類が沢山あることだけでなく、会議の雰囲気が人で変わるということも学び取ったようです。「どんな会議がいいなと思ったの?」と聞くと、う〜んと考えた後「雑談したり、真面目なんだけどニコニコしていて言い合いにならない会議」と言いました。
協働研修でも申し上げたパワーゲームをした会議にも巡り合い、ドキドキした
そうなのです。学生は「雰囲気がいい会議だと安心する」とも言っていました。

そのとおりです。実習生は、ただその場にいただけですが、会議の参加者は安心・安全な場での発言が求められます。ですから、変な緊張感や力や責任の押し付け合いは建設的な意見交換の場にはなりません。よりよい関係を築き、建設的な意見交換をするためには、学生が感じた「雰囲気のよい会議」になるよう、考える必要があるなぁと改めて思いました。

本当によい経験をさせていただいているようです。

皆様、夏のお疲れが出てくる頃ですね。
お身体ご自愛ください。

田園調布学園大学
松本葉子