「面接技法」研修のご感想から

最近頂いたご感想を少しご紹介させていただきます。

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(良かったところ)
・ワークをしながら、相手の気持ちに寄り添う大切さを改めて考えた。
・具体例や対応方法を多く挙げていたのでイメージしやすかった。
・いままで意識しないで行っていたことが、系統立てて学べた。分かりやすかった。
・訪問前に自分の心をコントロールすること、その方法を学べたのが良かった(柔らか表情づくりのイメージワーク)。また相手が過去のことで怒り始めた時の対応も参考になった
・自分が無意識に行っていたことの根拠が少し見えた気がして自信がもてました
・説明が分かりやすく実践に役立つと思った
・仲間と話ができてよかった。

(不満に思ったところ)
・時間が足りない(多数)
・新人研修の内容だと思う

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時間が足りないのは申し訳ありません。
いつも、短い時間であっても何とか仕事や時間をやりくりして参加して下さっている皆様に最大限の内容をお伝えしたいと思って詰め込みすぎです。もっとはしょってもいいのですが、テーマが広いので、つい、全体像をお伝えしたいとつまみ食い式に沢山ご紹介してしまいます。

『新人研修の内容ではないか』とお感じになられた方もいて、とても頼もしく思いました。私自身は、毎日臨床の仕事をしていた頃も、教育研修メインでまれに臨床、という今も、相変わらずすごく自分に自信が持てません。なので、どちらかというと自分と同じように感じていらっしゃる方々に対して、「皆さんが日ごろやってらっしゃることは、間違っていません、だって、他地域の実践者の方々がそうおっしゃって下さいましたから」とお伝えする、そんな気持ちで研修をしています。なので、何人かの方から「無意識にやっていることが、良かったのだと確認できた」というコメントをいただけたのはとてもうれしかったです。

魔法のような面接技法なんて世の中には存在しなくて、本当に基礎と言えることしかないのですよね。困難な事例や難しい事例に出会うと、普段の自分の基礎が発揮されなくなってしまう。あまりの難しさに圧倒されて。なので、AAAでは、難しさに圧倒されずに、普段の「基礎」が発揮できるのがお手伝いできればいいな、と考えています。

呼吸をあわせること。声の感じを合わせること。相手に伝えられるような言葉で伝えられること。いつも、振り返ると、この辺に立ち戻らされます。

ながぬま