9月研修に参加して

研修参加者の方からいただいたメールを、ご本人に了解の上、ブログで紹介させていただきます。


私は7年前からAAA研修に参加させていただいていますが、研修に参加し始めたころは、研修で「うんうん、なるほど」と思っても、いざ現場に戻ると、上手くいかなかったことも多かったような気がします。


それでも、研修と実践を繰り返すことで、「あれ、なんか本人が心を開いてくれている」「他の機関といい関係ができている」などと感じられることが、年を重ねるごとに増えていった気がします。毎年レベルアップしていく研修を楽しみに参加させていただいています。


さて、話は変わりますが、以前、高齢者虐待の疑いがある施設に市職員として関わったときのことです。市職員が施設へ行く旨の話はしてあったものの、それでも職員の方々は大変不安そうな表情をしていました。

利用者の、安心して暮らす権利を守ることは第一ですが、そこで働く職員の方々、そのご家族のことを思うと、施設内虐待に関わる側も、より適切な対応が求められることを痛感させらたことがあります。


そのようなこともあり、施設内虐待予防についても、興味を持ちながら参加させていただきました。

講師の松尾さんの説明にあった、「あなたが、ここの施設長だとしたら、ここをどんな風にして行きたいと思いますか?」との質問。

未来を描き共有する。それが共感できる未来だとしたら、働く仲間をも守ることにつながる。仲間を守ることで、利用者のケアの質も守れる。悪循環から好循環への転換。
質問や対話が、施設を変えていくきかっけになるのだと感じました。